三連休を利用して、青森に出かけてまいりました。
目的は八甲田山。避難小屋二泊して、高田大岳まで足を延ばす予定でしたが、初日は雨と強風で断念。避難小屋一泊・大岳登頂に予定を変更。
初日は青森市内観光になったものの、さて何か見たい建物は… と考えると、青森県内の近代建築はむしろ弘前に集中しているので、唯一近場にある青森市森林博物館に出かけることに。
青森市森林博物館（青森営林局旧庁舎）は、明治41年の木造二階建て。設計者は久留正道。
映画『八甲田山』のロケが行われた場所としても有名。
これがそのロケが行われた部屋ですが… 通常このような近代建築は、入ってはいけない部屋には柵で足止めしているのが普通。しかし、ここは建物自体は土足なのにもかかわらず、この部屋の入口にはわざわざ室内スリッパが準備してあり、室内の家具にも、手を触れないでという張り紙もなく、壁に沿って置かれている椅子の配置も、さあ座ってくださいと言わんばかり。思わず私も、座って休んでしまいましたが… よかったんですよね!?
市内で気になった建物を2点ほど。 駅の近くで見かけました。真ん中の通路の写真は↑の通り。昔の港町でよく見かけた感じの建物ですね。
これは… よく分かりません（笑）。二階部分は階段の踊り場の装飾？ 最初は昔の映画館が何かに転用されてるのかと思いましたが、それにしては入ってすぐが階段という構造が変。大王プラザという名前も平成というより昭和な雰囲気だし… なんて書いて、昼間に見て、意外と新しい商業ビルだったりしたら、誠に失礼なことですが（笑）。
肝心の登山は、途中、上の写真の地獄湯の沢辺りで、岩に掴まらないと歩けないほどの強風に遭うが、まあ想定内。無事、大岳登頂し下山しました。
おまけ。市内のショッピングセンターで見た張り紙（笑）。
