最後は屋内の共通施設の写真です。
1枚目の写真は当時の購買部だったようです。写真左手の階段を上った先に共同浴場がありました。
先日、テレビ東京で「廃墟の休日」という番組が始まりましたが、当然ここも紹介されると思っていたら、第1〜3回でマヤカン＆軍艦島と大物をすませると、次は海外に行ってしまうとか…
昔は東京都内にも、廃墟がゴロゴロしていた気がします。例えば高田馬場など、西口と東口にそれぞれ1箇所ずつ、大きな敷地を持つ廃墟があった。都内の近代建築や、廃墟が立て続けに姿を消したのは、90年代から2000年初頭にかけてだったように記憶しています。
廃墟番組なんてものが成立するのは、それだけ市民権を得た証拠なのかもしれないけれど、一方で都内で簡単に廃墟を見られることがなくなったから… というのは穿ち過ぎでしょうかね。
もっともこれからは、個人の住居の「空き家」が増えていくのかもしれませんが。
