相変わらず、赤羽にはちょくちょく出かけています。
まあ、私の目的は町中ではなく、前回も報告した「迷宮地帯」ですが。
人間の歩き方には癖があるのか、何度訪れても必ず通過して、すっかりおなじみになった路地や石段がある一方で、いまだ再会できていない場所もある。
たとえば、例の漫画の第102話に「深夜の住宅街で、塀に額を押しつけて、じっとうなだれている女を見た」という都市伝説のような話がありますが…
私は第一回目の訪問で、この路地をあっさり見つけてしまい、これならまたすぐに来られるだろうと、高をくくっていました。
ところが何度行っても、ふたたびこの場所にたどり着くことができない。
写真を撮り忘れたことをひたすら後悔しています。
むしろ誰かに付き合ってもらって、自分ではなく、他人にリードしてもらった方が、これまで行けていない場所に行けるのかもしれないなぁ…
まあ、もうしばらくは、暇を見つけてこの辺を散策することになりそうです。
